写真:松田純一
特別野外公演
「大駱駝艦 金粉ショー」
全国各地で話題騒然! 超豪華版が秋田上陸!
秋田のみなさんにすっかりお馴染みになった「大駱駝艦の金粉ショー」。あの怪しくも煌びやかなステージが3年ぶりに秋田に帰ってきます!秋田の街が「アキタ・バール街」一色となる9月8日(土)の夜は、世界的舞踏集団「大駱駝艦の金粉ショー」で盛り上がりましょう!
②エリアなかいち なかいち広場(秋田県秋田市中通1丁目4-1)
第7回「アキタ・バール街」 特別提携企画
- 2001年
- 秋田ワールドゲームス開会式にて舞踏披露。
- 2013年
- 秋田県上小阿仁村での「KAMIKOANIプロジェクト秋田」で金粉ショー。
- 2013年
- 「国民文化祭・あきた2014」プレイベントで金粉ショー
- 2014年
- 「第29回国民文化祭・あきた2014」舞踏・舞踊フェスティバルin AKITAにて『灰の人』
- 2015年
- 『踊る。秋田』vol.1にて『クレイジー・オラエ』
- 2015年
- 秋田県上小阿仁村での「KAMIKOANIプロジェクト秋田」で金粉ショー。
- 2016年
- 『踊る。秋田』vol.2にて『ムシノホシ』
宮城県出身。
- 1999年
- 大駱駝艦入艦。麿赤兒に師事。
- 2007年
- 『天体のズー』発表。
- 2010年
- 『煩悩カケル』発表。
- 2014年
- 『肉のうた』 発表、第46回舞踊批評家協会・新人賞を受賞。
- 2015年
- 『肉のうた』パリにて上演。
- 2017年
- 『Dancing PLANETS』を発表。
- 2018年
- 台湾・曉劇場主催の舞踏ワークショップ講師を務める。
大駱駝艦のみならず、劇団3OO『ゲゲゲのゲ』(渡辺えり作・演出)や『やわらかなかぐら』(杉原邦生・演出)に振付として参加。『風回廊』(渡辺えり作・演出)、『神なき国の騎士』(野村萬斎演出)、映画やテレビ番組等へ出演し各方面から注目されている女性舞踏手の一人である。秋田県上小阿仁村での「KAMIKOANIプロジェクト秋田」(2013年・2015年)で上演した金粉ショーの振付・演出を担当。
土方巽記念賞エキシビション公演
「自らのダンステクニックに頼らず、自信の身体との真摯な対話を続ける創作姿勢」を高く評価され、栄えある「第一回土方巽記念賞」を受賞した三東瑠璃(日本)。劇場に詰めかけた多くの観客に支持され「オーディエンス賞」を受賞したハンチャン・ライ(台湾)が受賞後最新作を携え、揃って秋田の地に再び登場。その受賞記念公演に華を添えるのは、韓国で開催されているソウル国際振付フェスティバル、NDA International Festivalから招聘した3組のダンサー達。いずれも実力派揃いのダンサー達の競演をお楽しみ下さい。
※なお、「審査員特別賞受賞者」のキム・ソルジンは、韓国国立現代舞踊団の公演とスケジュールが重なっているため出演が叶いませんでした。
14日(日)開場13:30 開演14:00
(秋田県秋田市中通1丁目4-1、TEL018-853-1133)
Photo by Saki Matsumura
ダンサー・振付家。2004年-2010年、ダンスカンパニー「Leni-Basso」に所属、その後フリーランスに転向。2016年と2018年、スウェーデン王立バレエ団のゲストダンサーとしてWim Vandekeybus, Sasha Waltz, の作品に出演。2018年、Sasha Waltz & guestsに参加。2016年より、Damien Jaletと名和晃平による”VESSEL”に出演など国内外でダンサーとして活躍。振付ソロ作品”ESQUISSE”と”Matou”は海外での評価が高く、多くのフェスティバルに招かれている。また近年は、Rita Gobiとのコラボレーションをするなど国際交流も行っている。
2017年よりCo.Ruri Mitoとしてグループ活動を開始。
2018年より公益財団法人セゾン文化財団ジュニア・フェロー。
ミュージカル”100万回生きたねこ” インバル・ピント&アブシャロム・ポラック作品
”Körper” Sasha Waltz 作品
”PUUR” Wim Vandekeybus作品
”VESSEL” Damien Jalet、名和晃平作品
“Paradiselogue””ElephantRose~no land~””Finks””Ghostly Round” Leni-Basso作品
”Freestyle” Rita Gobi作品
- 2018年
- M1 CONTACT MASDANZA AWARD
- 2017年
- 踊る。秋田 土方巽記念賞
- 2017年
- SOLO DANCE CONTEST at Gdańsk Dance Festival (ポーランド), 1位
- 2016年
- Seoul International Choreography Festival (韓国), 国際審査員賞
- 2014年
- 19MASDANZA Competition (スペイン), 1位審査員賞
- 2014年
- Yokohama Dance Collection EX, MASDANZA賞
- 2013年
- Jerusalem International Choreography Competition (イスラエル), 1位
台湾の振付家。2012年台北国立芸術大学を卒業。現在は台湾の高雄市立高校でコンテンポラリーダンスと即興を教えている。2017年振付作品『Watcher』でハノーバー国際振付家コンクール3位および批評家賞を受賞、シンガポールのT.H.E Dance CompanyによるM1コンタクトダンスフェスティバルに招待された。同年、チャン・ダンス・シアターで新作『Birdy』が始まる。台湾文化舞踊コンクールでは、2015年から2016年には振付作品『Watcher』が1位、『Stranger』、『Insistence of Beauty』、『Cloud』が特別賞を受賞。 2016年アジア太平洋現代演劇芸術センターより振付作品 『Yield』で招待された。 2016年ワールドダンスアライアンスアジアパシフィックコリアダンスフェスティバルのショーケースパフォーマンスに振付作品『Cloud』が招待された。2015年WDA国際若手振付家プロジェクトの8人の振付家の一人として選ばれた。彼の他の2つの振付作品である「Colored」と「Stranger」は、ハワイのホノルルで開催された2015年WDA-アメリカ会議&フェスティバルに招待された。さらに、2012〜2017年には特別ゲストアーティストとして、Kaohsiung City Balletの「Gravity」、「Distant Light」、「Grim Winter」、「Raining in the room」を演出した。
(韓国・ソウル国際振付フェスティバル・SCFより招聘)
作品名:Shadow Me ~二つのエゴ、そしてカオス、私たちは衝突して共感する~
振付:イ・ジヒ Jihee Lee
出演:イ・ジヒ Jihee Lee 、キム・イェジン Yejin Kim
音楽:Hidur Gudnadottir- Leyfdu ljosinu
私が信じていた、私の姿とは違うように映し出される私を発見する瞬間。私の信念を壊し、少しずつ変質していく私を発見する瞬間。私自身、自ら私を否定する瞬間。また、他の私と向かい合い衝突した時の心理を光によって様々な姿に映し出される影に当てこし、踊りで解いてみた。光はやがて、私に影響を与える、その何かを意味する。その光に見える、様々な姿の私は、実際の私の姿と異なるが、全ての瞬間、私はそこにいる。
Move Pocket Project代表。カリムダダンスカンパニー代表。漢陽大学兼任教授。
漢陽大学卒業及び同大学院博士課程。漢陽大学、漢陽大学社会教育院、ソウル総合芸術学校、忠北芸術高等学校へ出講。
2011年 (社)韓国舞踊協会主催 若い振付家創作公演 優秀振付師
2015 年 GDF 大学舞踊祭グランプリ作『夜明け』振付
2016 年 忠北舞踊大賞 優秀作品賞
2017 年 忠北舞踊大賞 大賞
2017年 (社)韓国舞踊協会主催 全国舞踊祭 振付賞、個人演技賞、銀賞
2017年 忠北舞踊大賞 芸術賞
Move Pocket Projectは、振付家イ・ジヒを主軸に、動きに対する絶え間ない考察、主題に対する深みのあるアプローチで、嘘偽りのない作品を創ろうと努力している団体である。今の時代を反映する多様な素材を、振付家の独特な視線から描いて、独創的で夢幻的な象徴的イメージを通して表現している。ダンサー達の鋭敏なテクニックを上手く活用した、視覚的イメージと異色的で独特な動きは、この団体が追求しようとしている純粋芸術性の洗礼された感性美を更に引き立てている。
(韓国・NDA International Festival 2017より招聘)
作品名:Everything must be doubted
振付:イ・ダギョム
出演:イ・ダキョム Dakyum Lee、ハム・チョロム Chorom Ham
「世の中に当たり前は何も無い」という私の考察的疑懼(ぎく)点をベースに作品が始まった。考えず、疑わず無条件に受け入れ、生きて行く人間を表現しようとし、私達が考える社会が要求する当たり前に対し、キーワードを抽出し作品を構成している。
慶熙大学校 舞踊学部現代舞踊・慶熙大学校一般大学院 舞踊学科 卒業。
第4回仁川国際舞踊祭にて『Are You OK?』で最優秀賞を受賞し、現在若い振付家としての立場を固めている。2016年Festival SP (Daejeon) Dance Culture Forum 2016 にて「View-tiful」で New Artist of the Yearを受賞。2017年 NDA(New Dance For Asia )International Festivalにて「Everything must be doubted」で、『踊る。秋田』、International Comic Dance Festival (韓国)の二カ所から招待された。
(韓国・NDA International Festival2018より招聘)
作品名:「A broom stuck in a corner」
振付・出演:イ・ギョング
ドラマツルギ:チ・ギョンミン
照明:Takashi SUMIDA
音楽:<あ!牡丹峰(ノランボン)>—パクヒャンリム、
<本当におまえは死ねない>—Space bar(編曲: チ ギョンミン)
本当は、多くの言葉を語りたかったし、躊躇せずに感情表現をしたかった。私から出る全てのものが君の懐に入れたらいいなと思った。しかし、私はあなたにとって、隅っこに押し込まれた麦袋と同じで、ただ自分の仕事を貪欲にするしかなかった。たまに、身体に穴があいたような突拍子もない怒りが流れ出す事がある。私はびっくり仰天して私の怒りを闇に葬る。同時に、刹那のミスを彼が発見してくれたらと思った。愛を知らず心も貧しいあなたに、非常に怒りを覚える日は、言いたくない言葉を言わなければいけなく、言いたい言葉は言えなくてもどかしくなる。彼の眼下で、懸命に私が出来る小さな事で一生懸命憎む。その小さな行為にすっかりハマっているとしたら、たまに私が私を連れて、知らない世界へ来ている気分に成る。
コンテンポラリーダンスを基盤とし作品を創る韓国の舞踊団“GOBLIN PARTY“で振付家兼、ダンサーとして活動。振付作品の代表作品は、座・高円寺ダンスアワード招聘作であり、横浜ダンスコレクションで審査員賞を受賞した『A broom stuck in a corner』と、ソウル国際デュオダンスフェスティバルで最優秀作品賞を受賞し、東京の韓国文化院招聘作であり、SAI International Dance Festivalに招聘された『応答せよヒューストン』がある。観客とのコミュニケーションに一番重点を置くが、観客の時間を拡張出来る作品を創る為に絶えず努力し研究している。
石井漠記念賞受賞記念公演
1980年代に独自の創作活動を開始して以降、自身のダンスカンパニーKARASと共に毎年世界中で作品公演を続けている勅使川原三郎。2013年に活動拠点として芸術空間カラス・アパラタスを設立し尽きることのない創作意欲で新作を随時発表している。上演作品「白痴」は勅使川原と佐東利穂子のデュエットダンスで、今秋パリ国立シャイヨー劇場で上演する他、現在海外ツアー中。世界で高評を博している本作にご期待ください。 ※演目は変更の可能性があります。あらかじめご了承下さい。
本演目は演出の都合上、開演時間を過ぎますと原則客席にご入場いただけません。万が一、開演時間を過ぎてご来場された場合は、擦りガラス付きの母子席でのご観覧となりますことを、予めご了承ください。
(秋田県秋田市山王七丁目3-1、TEL018-865-1191)
©︎Norifumi Inagaki
ダンサー、振付家、演出家。クラシックバレエを学んだ後、1981年より独自の創作活動を開始。1985年、宮田佳と共にKARASを結成。既存のダンスの枠組みに捉えられない新しい表現を追求している。自身のソロ作品、佐東利穂子とのデュエット作品、KARASのグループ作品の他にも、独創的で芸術性の高い舞台作品は世界中から注目され、世界の著名なカンパニーからの振付の依頼が後をたたない。フランスのパリ・オペラ座バレエ団への振付は日本人として初めての快挙であり、2017年にはすでに3度目となる同バレエ団への新作『Grand Miroir』をガルニエ宮にて上演。他にフランクフルト・バレエ団、バイエルン国立歌劇場バレエ団、ネザーランド・ダンス・シアター、ジュネーブ・バレエ団、イエテボリ・ダンスカンパニー、ローレーヌ・バレエ団、アコスタ・ダンツァ等へも振付提供作品がある。
- 1986年
- 『風の尖端』でバニョレ国際舞踊振付コンクール準優勝及び特別賞受賞
- 1988年
- 日本舞踊批評家協会賞受賞
- 2002年
- 朝日舞台芸術賞受賞
- 2006年
- 『ガラスノ牙』で同年の芸術選奨・文部科学大臣賞受賞
- 2009年
- 紫綬褒章受賞
- 2017年
- 『踊る。秋田』第一回石井漠記念賞受賞
- 2017年
- フランス藝術文化勲章[オフィシエ]受章
©︎Akihito Abe
1995年からKARASワークショップに参加。1996年より勅使川原三郎振付の全グループ作品に出演。刃物のような鋭利さから、空間に溶け入るような感覚まで、質感を自在に変化させる佐東のダンスは、身体空間の新たな次元を切り開く芸術表現として国際的に注目されている。佐東と勅使川原とのデュエット作品は世界中で高い評価を受けており、『オブセション』(2009)、『静か』(2016)、『白痴』(2016)、『トリスタンとイゾルデ』(2017)をはじめとして、公演依頼が絶えない。また、音楽家との共演では2014年にバイオリニストの庄司紗矢香氏との『LINES』、ピアニストのフランチェスコ・トリスターノ氏との『LANDSCAPE』、2016年のピアニストの山下洋輔氏との『up』など、音楽への深い感受性をもって、勅使川原三郎と共にダンスと音楽の新たな表現を追求している。
- 2005年
- ローマ初演の『Scream & Whisper』で仏・伊のダンス雑誌「Ballet2000」の年間最優秀ダンサー賞受賞
- 2012年
- 日本人で初めて第40回レオニード・マシーン賞受賞
- 2017年
- 『踊る。秋田』第一回石井漠記念賞受賞
- 2018年
- 芸術選奨・文部科学大臣賞受賞
アウトリーチ三種町公演
今年もまた石井漠生誕の地である三種町で、石井漠記念創作舞踊団と秋田県能代市のたなはしあゆこバレエスクールの公演が行われます。地元のこども達も参加する「石井漠の世界」をお楽しみください。
(秋田県山本郡三種町森岳東堤沢72−44、TEL0185-83-3211)
石井漠を中心に活動した「石井漠創作舞踊団」に始まり、漠没後「石井漠記念創作舞踊団」と改名し活動する。1994年石井漠の孫である石井登が再結成した。石井漠の舞踊理念を軸とし、漠作品の再考・再演と新しい舞踊を模索し、舞踊の発展と感受性豊かで高い質の人間形成を目指している。
1958年スタジオ開設以来、全国舞踊コンクール現代舞踊第2部門で準優勝ほか多数受賞。2005年現代舞踊フェスティバル優秀賞。わか杉国体、あきた全国植樹祭、ねんりんピック、5都市の国民文化祭に参加。2014年にはあきた国民文化祭で石井漠をテーマに現代舞踊の祭典を主管。